みなさんは、お笑い芸人でありながら“怪談の語り部”としても知られる好井まさおさんをご存じでしょうか?
自身のYouTubeチャンネル「好井まさおの怪談を浴びる会」では、実体験から投稿話、有名人とのコラボまで、800本を超える怪談を配信。芸人としての話術と独特の臨場感で、多くのファンを魅了しています。
しかしその一方で、ネット上では「好井まさおは嘘つき?」「通り魔の話は嘘?」「怪談は嘘なの?」といった疑惑の声も…。
なぜそんな噂が広がっているのでしょうか?
今回は、話題となっている“嘘疑惑”の真相を、彼の怪談やコラボ動画の背景から紐解いていきます。
好井まさおは嘘つき?
キョンのブログ:イメージ画像
結論からいうと、「嘘つき」というより“そう見えやすい条件がそろっている”のが実態です。
好井まさおさんの怪談は、本人の実体験・視聴者からの投稿・有名人とのコラボまでソースが幅広く、しかも公開本数が800本超(チャンネル全体で828本)というボリューム。
これだけ量があると、ネット上では「そんなに怖い話が次から次へと出てくるなんて、作り話じゃないの?」という疑いの目が向けられやすいんです。
とはいえ、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- 出どころが多い=話数が増える
芸能人や作家、霊能力者系のゲストまで幅広く出演。視聴者投稿も集まるため、母数がそもそもケタ違い。量産=嘘、とは直結しません。 - 番組上の“安全運転”と演出
ヒトコワ系の回では「フィクションとして聞いてください」「団体名や場所は伏せます」などの注意喚起を明言。守秘や安全に配慮した“ぼかし”が、逆に「作り話に見える」印象を生みがちです。 - 本人の“核エピソード”が継続して語られている
好井さん自身が最恐と語る『黄色いパーカーの男』のように、繰り返し触れられる体験談がある。書籍の表紙カラーまで“黄色”に寄せたという裏話もあり、少なくとも“本人の中で一貫した中核体験”が存在しています。 - 実績が可視化されている
チャンネル登録者数は63万人超、コラボ相手も横山由依さん、千原ジュニアさん、又吉直樹さん、ゆりやんさん、シークエンスはやともさん…と著名人が多数。虚構だけでここまでの連載・共演が積み上がるのは現実的に難しい、という見方もできます。 - “疑う余地”も残して語る姿勢
「奇妙な体験は誰にでも起こり得る」「※何かあっても自己責任で」といったスタンスは、事実と解釈の間に距離を置く語り口。断定を避ける語りは信ぴょう性を下げることもありますが、同時に“炎上商法的な断定”とは逆方向でもあります。
要は、話数の多さ×情報源の多様さ×守秘のための伏せが合わさって、「嘘っぽく見える瞬間」が生まれやすいということ。数字だけ見れば「800本以上=作り話も混じってそう」と感じても不思議ではありませんが、チャンネルの成り立ち(自体験・投稿・ゲスト談の“集合知”)と運営の姿勢を踏まえると、単純に「嘘つき」と断じるのは早計です。
気になる人は、まずは“注意喚起つきの回(ヒトコワ系)”と、“本人の直体験回(例:黄色いパーカー)”を見比べてみるのがおすすめ。
「証言の種類」「伏せ方」「語りの一貫性」の違いがわかると、好井さんのチャンネルが“嘘の量産”ではなく、“怪談のアーカイブ”として機能している側面が見えてきます。
好井まさおの通り魔の怪談は嘘?
好井まさおさんの怪談の中でも特に印象的なのが、「通り魔」にまつわるエピソードです。
動画では、日常の中で突然起こる恐怖がリアルに描かれており、まるでニュース番組の再現ドラマのようだと話題になりました。
その一方で、「本当にあった話なの?」「演出じゃないの?」と疑う声も少なくありません。
噂されている、「黄色いパーカー事件」は以下のような内容です。
好井さんが仲間の方達と飲み明かした早朝、共同になっている玄関で黄色いパーカーの男から挨拶をされます。
元気よく挨拶を返した好井さんですが、後になってその挨拶をしなかったら事件に巻き込まれてしまったかもしれないという怪談。
好井さんが体験された怪談史上で一番怖いとされているのが「黄色いパーカー事件」でした。
2025年の出版された本の表紙が黄色いのもこの怪談がご自分にとって一番怖いかったからだそう。
この怪談が嘘なのではと噂されることがありますが、本の表紙までされて嘘をつかれていることはないと思われます。
『黄色いパーカーの男』というのが、自分の実体験では一番怖い。失禁しそうになる、2度とないと思う。それにあやかって黄色い表紙にしてる
好井まさおの怪談は嘘?フィッシャーズとのコラボが関係か?
好井さんがユーチューバーのフィッシャーズとコラボしている動画があります。
フィッシャーズが4人の怪談師の話のなかで1人だけ嘘の話をしている人を当てるというもの。
怪談師の一人として出演したのが好井さんでした。
動画は、好井さんのほか、國澤一誠さん、シークエンスやはやともさん、大島てるさんなど怪談話のオールスターとも言える豪華メンツが揃っていたので、とても好評な動画となり、150万再生越えの大バスリをしています。
このコラボ動画がきっかけで、「好井まさお・嘘」と検索されるようになった可能性もあるのではないかと思いました。
まとめ:好井まさおは嘘つき?通り魔・怪談から噂される3つの理由!
好井まさおさんが「嘘つき」と言われるのは、怪談の多さや演出の上手さ、そしてフィッシャーズとの“嘘を見破る企画”への出演が重なっただけのようです。
実際は、体験談や投稿話をもとに怖さを語るエンタメとしての怪談であり、作り話というより“リアルを感じさせる語り”が魅力なんですね。
怖いけどどこか温かい——そんな好井さんの怪談の世界を、ぜひ楽しまれてください。

