お守りは私達の生活には欠かせないアイテムで誰もが一つぐらいは持っていますよね。
たくさんの種類のお守りがあるなか、その時々に合ったお守りを購入されていると思いますが、それぞれお守りの期限については知っていますか?
今回は、縁結び・受験・交通安全・厄除けなどのお守りの期限について詳しくご紹介いたします。
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お守りを持つと神様が見守ってくれる
お守りには、神霊が宿っています。
それは「いつも神様がそばで見守ってくれている」という証。
自分で買ったり、人からもらったりと様々な手段で手に入れると思いますが、家に置いたままでは神様に守ってもらえるのを無駄にしてしまいます。
お守りは大切に身につけることによって神様が守ってくれますよ(*^^*)
また、成就・成功を願う縁起物とされ、願いを込めて持ってる事も多いと思います。
願いを込め努力することにより、神様が手助けしてくれるとされています。
お守りの起源は、昔から神様が依りつくものとして鏡や勾玉をお守りとしていました。
鎌倉時代に神社でお札やお守りが作られ、今のようなお守りができたとされています。
はるか昔から持たれていたお守りですが、有効だとされる期限はいつまでなのでしょうか。
お守りの有効な期間
お守りの一般的な有効期限は1年ぐらいとされています。
お守りに宿っている神霊が、いろんな厄や災難を吸収し悪い物がお守りには溜まってしまいます。
溜まってくると、お守りの効果も薄くなり、神様が力をなくしてしまい穢れがつくとも言われていますので1年ぐらいで交換した方が良いです。
穢れとは、内面的な汚れを意味しています。
神道では死や血、悪い行いを穢れとされており、神様は嘘をついたり、他人を傷つけるなど悪いことを嫌います。
その他、願い事を込めて購入し願いが叶ったその時には御礼の気持ちを込めて神社やお寺に返した方がいいでしょう。
縁結び・受験・交通安全・厄除け・健康のお守りの期限
縁結び・受験・交通安全・厄除け・健康のお守りの期限についてそれぞれ紹介していきます。
お守り期限:縁結び
縁結びのお守り期限は、
恋愛成就した時に感謝の気持ちを込めて返納するのがよいでしょう。
しかし、恋愛成就がまだで1年以上持っている場合は効果が薄れていくのでそのときには返納して新たに購入した方がいいですよ。
縁結びで有名な神社の出雲大社では、「縁結守」「縁むすびの糸」の2種類のお守りがあります。
縁むすびの糸は、良縁を授かるための糸で、服に縫い込んだりミサンガを作ったりして身につけたりする人が多いです。
その出雲大社のお守りの期限は、1年でご利益の効果はなくなるとされています。
お守り期限:受験
受験のお守りは、合格のためのものではなく普段からの学業成就のお守りになるので、
合格したから返納ではなく1年ぐらい持つことをオススメしています。
合格祈願で有名な湯島天満宮では、たくさんの種類のお守りがありますが一番人気は「学業守」です。
シンプルなお守りで男女問わず人気がありますよ。
3色あり、赤は勝利、白はエネルギー、紫は霊的なパワーを表しています。
お守りの期限の1年間は持ってそのパワーをもらいましょう(^^)/
お守り期限:交通安全
交通安全のお守り期限は、
一般的には1年ぐらいたつと厄が溜まり効果が薄れてくると言われています。
交通安全で有名な川崎大社では、「自動車交通安全祈願」をしており祈祷後に、
- お礼
- 交通安全お守り
- 身代守
- ステッカー
- 聖語便箋
が授与されます。
HPでは1年間たったらお礼とお守りは返納するように推奨していますのでその通りにしましょう。
お守り期限:厄除け
厄年や方位除けのお守りの期限は、1年ぐらいとされています。
厄除けで有名な佐野厄よけ大師では、厄除けのお守りがたくさんあります。
お守りだけでも100種類以上あると言われ、境内にはお守りの自動販売機もあるとか。
こちらも1年で厄除けの効果の期限がなくなるとされています。
お守り期限:健康
健康のお守り期限は、
一般的には1年ぐらいたつと厄が溜まり効果が薄れてくると言われています。
病気平癒を願い、治癒した場合には返納した方がいいでしょう。
病気平癒で有名なのが京都にある八坂神社です。
疫病消除の神として祇園社の総本社で、毎年行われる祇園祭は疫病退散を祈願するお祭りで有名です。
御札・御守を受けてから一年で古いものを神社に返納し、新しいものを受けるのが習わしとなっています。
お守りの返納方法
期限が過ぎたお守りの返納はいくつかありますのでそれぞれ紹介します。
境内にある「納札所」に返納する
「納札所」とは、お守りの基本的な期限とされる1年を過ぎたお守りや、お役目を果たしたお札やお守を返納する所です。
納札所に返納すると、まとめてお炊き上げしてくれます。
どんと焼きで返納する
どんと焼きは、毎年1月10日~15日くらいの間に神社などで行われて、正月飾りなどが燃やされます。
お守りやお札等も奉納でき、多くの場合は無料で奉納できますよ。
郵送で返納する
お守りをもらった神社やお寺に返納できない場合は、郵送で対応してくれるところもあります。
郵送で返納する場合は、その神社やお寺のホームページや電話で確認されてみてくださいね。
ゴミとして処分する
近くに神社やお寺もない場合は、ゴミとして処分する方法もあります。
注意点は、他のゴミとは一緒にせず、白い紙にお守りを包み塩で清めてからゴミ袋に入れて処分しましょう。
また、遠くて行けない場合には違う神社でも返納できますよ。
境内の「納札所」へ返納しましょう。
しかし神社で授かったお守りは違う神社へ返納できる事が多いのですが、お寺のお守りは神社では受け付けてもらえない事があります。
神社は神様、お寺は仏様を祀っており、宗派が違うため失礼になるとされているからです。
授かった神社やお寺に返納できない場合は、こういった部分も注意してくださいね。
さいごに
お守りの期限は基本的には1年ぐらいとされています。
また願いが叶った場合はその時に返納しましょう。
例えば恋愛が成就した、など。
厄が溜まったお守りをいつまでも持っていると効果が薄れてきます。
神社やお寺に日頃参拝する時や初詣の時、観光で訪れた際に、1年たったり、願いが叶ったお守りは感謝の気持ちを込め返納するとよいでしょう。
いろんな種類のお守りがたくさんあるので、自分の願いにあったお守りを持ってみませんか。
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