今まで大切にしてきたぬいぐるみや人形達。
だんだんと使われなくなり場所だけを取っていくようになるとどうにか処分しなければという気持ちになると思います。
そのようなときに参考になる、ぬいぐるみや人形の処分の仕方を集めてみました。
様々な方法があるので実践できそうな方法があれば参考にされてみてください。
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ぬいぐるみや人形を「無料での回収」で処分
ぬいぐるみや人形を無料で処分してもらうことができれば嬉しいですよね。
いくつかの方法がありますが、そのなかでも以下を紹介します。
- 自治体や幼稚園のバザー
- リサイクルショップ
- 葬祭会館の感謝祭などで回収してもらう
自治体や幼稚園のバザー
自治体や幼稚園(保育園)ではバザーを開催するところがあると思います。
開催する時期になれば、地域によってお知らせが回って来ますのでその時に詳細を確認して持って行ってみましょう。
比較的キレイだったり、未使用だったりすると引き取ってもらえることも。
こういったところで付けられる値段は、10~300円位と安く付けられることが多いような気がします。
ですのであっという間に売れていくぬいぐるみ達を見たことがあります。
しかし人形はなかなか難しいかもしれませんね。
リサイクルショップ
リサイクルショップでは綺麗な状態のぬいぐるみや人形でしたら、無料ではなく「買い取り」してくれます。
ですがほとんどが値段にならないことが多いでしょう。
1つ、10円とか、100円とか。
いまをときめく人気のキャラクターはもう少し高値で買い取ってもらえることもあるかもしれません。
でも捨てるのに比べるとどなたかに買ってもらえる可能性もありますのでこれも一つの手段だと思います。
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葬祭会館の感謝祭などで回収してもらう
葬祭会館は近年そこら中にありますが、
支店が何個もあるような大きな葬祭会館では年に1回ほど感謝祭をしています。
そのときにぬいぐるみや人形の「人形供養祭」も一緒にしています。
引き取り料が無料ところがあります。
お経も読んでもらえれます。
無料で回収していただけれて供養もしてもらえるのでオススメだと思います。
筆者が行ったところでは線香も上げることもでき、気持ちの金額を入れれるように硬貨の箱がありました。
紙幣用の台も用意されていましたが、ほとんどの方が硬貨を入れられていました。
ちなみに近所の小さな葬式屋さんでは随時受け付けていますが、
みかん箱一箱分で供養代として1,000円もします。
ガラスケース入りの人形だとそれくらいの大きさでは足りないですよね。
この人形供養祭は毎年のように開催しているところもありますので支店があるような大きな所には問い合わせをして確認されてみてください。
他の物も持ち込み可能なこともある
またぬいぐるみや人形だけではなく、
- こいのぼり
- 思い出の写真
- 思い出の品
- 古い仏具
など、供養を必要とするものを出していいとのことでした。
ぬいぐるみや人形を持っていくところがこういったものもOKでしたら、家の気になる思い出の品も一緒に出してみましょう。
筆者はガラスケース入りの人形を3体持っていきました。
初節句のお祝いをしてもらった人形達です。
何十年も押し入れの奥にしまっていたんですが、思い切って持って行くことにしたのです。
運び入れる順番待ちで待っていたときに、お孫さんを連れたおばあさんから「キレイなお人形さんですね。」と言っていただき、このようなところでないと言われることがないと思ったので供養祭に持って行き本当に良かったです。
最後にこのように供養ができ清々しい気持ちになりました。
無料で回収してもらえるところを紹介してきましたが、有料でも引き取ってくれる方法があります。
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ぬいぐるみや人形を「燃えるゴミ」で処分
ぬいぐるみや人形を「燃えるゴミ」として処分する方法です。
(ほどんどの場合、燃えるゴミとして処分できますが、自治体によっては違うかもしれませんので地域のルールにそって処分に出してください。)
これがもっとも手軽に処分できる方法ではないでしょうか。
あまり思い入れがないような人形やぬいぐるみなどはこの方法でもいいかもしれませんね。
その際には、
- 汚れていたらキレイに汚れを落としてあげる
- 他の可燃物とは分ける
- お清めの意味のある「塩」をまく
などをして捨てるようにしましょう。
ぬいぐるみの顔をできる限り汚さないように紙や布、袋などで包みます。
そのあとに塩でお浄めして丁寧に包んでおくようにしましょう。
塩は、普通のものよりも天然のものの方がお清めの効果があります。
やや値段は割高になりますが、お別れのときですので最良の形をとってあげたいですね。
ぬいぐるみや人形を「寄付」で処分
ぬいぐるみや人形を「寄付」できます。
ただ手数料が発生し、手数料は2,000円くらいからです。
たくさんの業者ありまして、例えば業者により以下のような特徴があります。
- 何の料金であるのか細かく書かれている業者
- 子ども達のワクチンのためと書かれている業者
など、その内容が良いと思われたらされてみるのもいいのではないでしょうか。
また、上の方で書いていた「自治体や幼稚園のバザー」も寄付にもあたります。
身近に寄付できるところがあればこちらの方が行動しやすいですね。
ぬいぐるみや人形を「神社」で処分
「神社」で処分してもらえます。
ぬいぐるみなどの供養はどの神社でも行っているものではないので、インターネットなどで事前に調べてみてください。
例えば東京で人形供養できる神社やお寺は、
- 明治神宮
- 寛永寺・清水観音堂
などがあります。
明治神宮(東京都渋谷区代々木)
例年日本一の初詣参拝者数を集める神社としても知られています。
毎年秋には「人形感謝祭」を開催。
毎年30000体もの人形が持参され、盛大な供養祭が執り行われます。
感謝祭当日に人形を持ち込んだ方のみ参列可能で、大太鼓の演奏や巫女による神楽の舞などが披露されています。
寛永寺・清水観音堂(東京都台東区上野)
上野・寛永寺境内にある清水観音堂は、京都の清水寺を模した舞台造りのお堂。
大切にしてきた人形に感謝し、供養する形でも執り行われるようになっています。
毎年秋に行われる「人形供養大法要」では、僧侶による読経の後、お焚き上げしています。
また上の神社以外でも以下のような神社で供養を行っています。
- 長福寿寺(ちょうふくじゅじ)
- 倉留寺(そうりゅうじ)
- 本寿院(ほんじゅいん)
千葉県にある長福寿寺(ちょうふくじゅじ)の人形供養は、400年の歴史を持つことでも知られています。
島根県の倉留寺(そうりゅうじ)では、全国から宅配便を利用して人形供養を依頼できます。
人形供養を毎日受け付けているお寺として、有名な本寿院。東京都にあります。
神社では供養料が発生して、だいたい1体3,000円や、みかん箱2,000円くらいと様々です。
近所の方に聞いてみたり、インターネットで、
「人形 供養 ○○」
(○○には県名を入れる)
で検索してみてください。
また、こちらのサイトの「教えてお寺・神社さん」のサイトでも調べることができます。
思い入れの深い人形やぬいぐるみほどこのような神社で供養すると悔いが残らずに済みますね。
金銭的な余裕があれがこの方法もオススメです。
人形を処分するいくつかの方法を紹介してきました。
では実際に処分するまでには自宅でどのようなことをすればいいのでしょうか。
ただ、押し入れの奥から出してそのまま処分するより、以下の方法をしてみましょう。
より気持ちよく手放すことができると思います。
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ぬいぐるみを処分する前にしておきたいこと
日本では古くから、大切にしていた人形や物には魂が宿るといわれてきました。
ですので思い入れのあるものほど、処分する際はきちんと供養したいですよね。
人形やぬいぐるみを押入れに長年しまっていた場合、
2日ほどは部屋の明るい場所に並べ遊んだ頃を思い出してあげてください。
そして、
- 洗ったり吹いたり拭いたりして綺麗にしてあげる
- 「今までありがとう」の感謝の気持ちを伝える
などをして、処分するようにしましょう。
今まで家で共に住んできた人形やぬいぐるみ達です。
送り出すときも心ある行動をして感謝を込めてお別れをしたいですね。
さいごに
ぬいぐるみや人形を処分する様々な方法を紹介してきました。
何かを処分するには簡単にできるものと、ぬいぐるみや人形のように思い入れがあるものはなかなか処分が難しいものがあります。
ですが、踏ん切りのついたところで思い切って行動した方が気持ちも空間もすっきりとするのでぜひ実践されてみてください。
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