ジュセリーノさんが語った予言の一覧について彼の予言がどこまで当たっているのか、あるいは本当に信じるに値するものなのかを知りたいのではないでしょうか。
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースさんは、ブラジル出身の予言者として「世界で一番当たる予言者は誰?」といった議論にもしばしば名前が挙がる人物です。日本でも一時期話題となり、予言者としてテレビ番組などに取り上げられました。
この記事では、代表的な予言をわかりやすく整理したジュセリーノさんの予言一覧をもとに、過去に当たったとされる事例や外れた予言を比較しながら解説していきます。特に注目されている2025年の予言や、南海トラフ地震と関連づけられる内容についても詳しく紹介します。
これからの不確かな未来を前に、予言にどう向き合うべきかを冷静に考える材料として、ぜひ参考にしてください。
- ジュセリーノの予言が実際に当たったかどうか
- 過去から未来にかけての主な予言内容
- 予言の信憑性や検証状況
- 日本や世界で話題になった予言の傾向
ジュセリーノの予言一覧と検証ポイント

キョンスピ:イメージ画像
- ジュセリーノ予言で当たった当たらない事例
- ジュセリーノの予言一覧
- 世界で一番当たる予言者は誰か?
- 日本の有名な予言者
ジュセリーノ予言で当たった当たらない事例
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースさんは、ブラジル出身の予言者として日本でも一時期話題になりました。
彼は自らの予知夢をもとに未来の出来事を予言し、その内容を手紙で関係者や政府機関に送るという活動を長年続けてきました。
テレビや書籍では「的中率90%」とも紹介されましたが、実際にどれほど当たっていたのかを検証してみると、信頼性には大きな疑問が残ります。
まず、予言が「当たった」とされている例としてよく挙げられるのが、2001年のアメリカで起こった9.11です。
彼はこの事件の数年前にアメリカ大統領宛てに手紙を送っていたとされており、その内容の一部が実際の出来事と一致していたと主張されています。
ただし、この手紙が事前に公的に確認された形で存在していたかどうかは不明であり、事件後に「実は予言していた」と公表されたことから、後出しの可能性が指摘されています。
一方で、「当たらなかった」予言の数も非常に多いのが実情です。
例えば、2010年に東京でM7.7の地震が発生し、1万人が犠牲になるという予言がありましたが、実際にはそのような地震は起きていません。
また、2010年のニューヨーク市場の崩壊や、同年の日本での消費税35%導入といった予言も現実にはならず、多くが未実現に終わっています。さらに、予言内容が抽象的で「いつ」「どこで」「何が起きるのか」が不明瞭なものも多く、検証が難しいケースも見受けられます。
このように見ていくと、ジュセリーノさんの予言は、一部で事実に近いように見えるものもあるものの、多くが事後の発表である点や、曖昧な表現が多い点から、科学的・客観的な立場では信頼に足るとは言いがたい状況です。
以下の動画も曖昧な表現が多い印象です。
つまり、的中率90%という数字は、実際の予言内容を精査すればするほど、疑わしいものであると言えるでしょう。
ジュセリーノの予言一覧
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースさんの予言は、多岐にわたる分野で発表されています。
地震や津波などの自然災害だけでなく、政治的な事件、著名人の死、さらにはパンデミックや経済危機に至るまで、予言の対象は非常に幅広いです。
ここでは、彼が公表してきた代表的な予言の一部を紹介し、その傾向や特徴を整理してみます。
まず、よく知られている予言のひとつが、2011年に起きた東日本大震災に関するものです。ジュセリーノさんは「もし2008年に地震が発生しなければ、2011年3月11日か12日に日本でM8.9規模の地震と津波が起きる」といった手紙を日本大使館宛に送ったと主張しています。
ただし、この文書は地震発生後にウェブサイトで公表されたもので、事前に送付されたかどうかを確認する公的な証拠は見つかっていません。
他にも、2007年から2008年にかけて日本のテレビ番組などで紹介された予言には、以下のようなものがあります。
たとえば、2008年には中国の四川大地震を事前に予知していたと語っており、M7.8の地震が5月12日に起きると中国国家主席宛てに送ったとされています。
しかし、この予言に関する文書も事後の公表であり、第三者が事前に確認できた記録はありませんでした。
また、未来の出来事として予言された内容も複数あります。
中には、「2025年に地球規模のパンデミックが再来する」「2030年と2038年に日本でマグニチュード9.0の大地震が起こる」「南海トラフ沿いで津波を伴う地震が発生する」などの大規模災害に関する予言も含まれています。
さらに、富士山の噴火が起こるとも言われており、火山活動と地震の連動性にも言及しています。
ジュセリーノの予言のひとつの共通点
このような予言のリストを見ると、ひとつの共通点が浮かび上がります。
それは、災害や事故、死といった「人々の不安を煽る内容」が中心であるという点です。そしてもう一つは、具体的な日時や場所が示されているようで、実際にはあいまいな表現や修正が加えられていることが多いということです。
このため、ジュセリーノさんの予言の一覧は一見すると具体的で信ぴょう性が高そうに見えますが、検証を重ねると、多くが不確かな情報や事後公表に基づいているとわかります。
予言というテーマに興味を持つのは自然なことですが、それを現実の行動に結びつける際には、冷静かつ慎重な判断が求められます。
以下に、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースさんが予言したとされる出来事を、主なものに絞って箇条書きでまとめます。なお、いずれも彼がメディアや著書などで語った内容に基づいており、予言の真偽や的中については様々な意見があります。
● 1986年4月26日:チェルノブイリ原発事故(1980年に予知し、ウクライナの指導者に送ったとされる)
● 1997年8月31日:ダイアナ元皇太子妃の事故死(1995年にブラジル大統領に手紙を送付と主張)
● 2001年9月11日:アメリカ同時多発テロ(1989年、ブッシュ大統領宛に手紙を送ったとする)
● 2007年3月26日:英語講師リンゼイ・アン・ホーカー殺害事件(手紙を在ブラジル日本大使館に送付と主張)
● 2007年4月17日:長崎市長・伊藤一長氏銃撃事件(1997年に予言し、長崎市役所に警告したとされる)
● 2008年5月12日:四川大地震(中国国家主席宛てにM7.8の地震が起きると手紙を出したと主張)
● 2011年3月11日:東日本大震災(2007年に「2011年3月11日または12日」にM8.9の地震が起きると予言)
● 2022年7月8日:安倍晋三元首相の銃撃事件(2020年に奈良での銃撃を予知していたと自身のサイトで公表)
【未来の予言(未発生または検証困難)】
● 2025年:新たなパンデミック(感染症の世界的拡大)
● 2030年・2038年:日本でマグニチュード9.0クラスの大地震が再び発生
● 日付不明:富士山噴火とされる予知(大地震と連動する災害として)
● 2027年:アメリカ・イエローストーン国立公園で火山噴火
● 2028年:イタリア・ヴェネツィアが海面上昇で水没する
世界で一番当たる予言者は誰か?

キョンスピ:イメージ画像
「世界で一番当たる予言者は誰か?」という問いは、昔から多くの人々の関心を集めてきました。
人間は未来に不安を感じるとき、少しでも先のことを知りたいという欲求にかられます。そうした背景から、世界中には「当たる」と評される予言者が多数存在しますが、その中でも特に名前が挙がるのが、ノストラダムスやエドガー・ケイシー、ババ・ヴァンガといった人物たちです。
ノストラダムスは16世紀フランスの医師であり、詩的な四行詩(詩集「予言集」)に未来の出来事を記したことで知られています。例えば、「1999年7の月に恐怖の大王が空から降ってくる」といった予言は広く知られており、20世紀末に一大ブームを引き起こしました。
ただし、彼の言葉は曖昧で象徴的な表現が多く、解釈次第でどのようにも受け取れるという批判もあります。
エドガー・ケイシーはアメリカの“眠れる予言者”として有名です。催眠状態で語った数々のリーディングは、健康診断から地政学的な未来予測まで多岐にわたり、今なお研究対象となっています。
一部の的中事例は文献にも残っていますが、こちらも同様に「的中した」とされる情報が事後に強調されることが多く、全体的な正確性を判断するのは困難です。

ババ・ヴァンガはブルガリア出身の盲目の予言者で、ロシアや東ヨーロッパを中心に“驚異的な的中率”で語られることもあります。9.11テロや津波などを予知したとされますが、これらの予言もやはり事後に脚色された可能性があるとの指摘があります。
こうして見ると、「世界で一番当たる予言者」を決定づけるのは非常に難しいと言えます。
なぜなら、予言そのものが主観的な解釈に依存しやすく、また“当たった”という証拠の多くが事後に公表されているためです。どれだけの予言が事前に確認可能だったのかという点が、信頼性の大きな分かれ目になります。
したがって、真に“世界で一番”という評価をするには、予言の内容、公開時期、的中率を厳密に比較しなければなりません。残念ながら、現時点ではその条件を客観的に満たしている予言者は見当たらず、多くは神秘的なイメージや話題性に基づいて広まっているのでしょう。
日本の有名な予言者
日本にも数多くの予言者が登場しており、中には国民的な関心を集めた人物もいます。
メディアの発達とともに、テレビや書籍で予言を披露することで一躍有名になったケースも少なくありません。
その中でも特に有名なのが、「出口王仁三郎(でぐち おにさぶろう)」や「大川隆法」「松原照子」などの人物です。
出口王仁三郎さんは、明治〜昭和にかけて活動した宗教家で、「大本教」の教祖の一人でもあります。彼は神から啓示を受ける形で多くの予言を残し、日本の未来に関する数々のビジョンを語ったことで知られます。
例えば、第二次世界大戦や世界的な災厄に関する予言もありましたが、その内容は非常に抽象的で、後から解釈によって意味付けされることが多いです。
一方、大川隆法さんは「幸福の科学」の創始者であり、多くの著作と霊的リーディングを通して未来の出来事や有名人の霊言を発表してきました。
彼の予言は宗教的な文脈に基づいており、ファンの間では非常に高い注目を集めています。ただし、科学的な根拠や検証は難しいため、評価は賛否が分かれるところです。
また、松原照子さんは「世見(よみ)」と呼ばれる独自の予知スタイルで知られています。彼女は東日本大震災を予言したと主張されており、一部で“本物”とされる声もありますが、その予言が本当に事前に行われていたのかは今なお議論の対象です。

こうした日本の予言者たちは、宗教やスピリチュアル分野との関係が深く、予言というよりは啓示・ビジョンといった形で語られることが多いのが特徴です。また、予言の的中率を公的に検証できるケースは少なく、「信じるか信じないかはあなた次第」というスタンスが基本になっています。
いずれにしても、日本における予言文化は、娯楽や精神的な支えの一部として定着していると言えるでしょう。
ジュセリーノの予言一覧と2025年の注目点
- 日本について2025年に予言された出来事とは?
- 南海トラフ巨大地震の予言と真偽
日本について2025年に予言された出来事とは?

キョンスピ:イメージ画像
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースさんが予言した2025年に関する日本の出来事として、特に注目されているのが「大地震」と「津波の発生」に関する内容です。
彼は2025年の7月から8月にかけて、日本の広範囲に壊滅的な地震が起こり、それに伴う大規模な津波が発生すると予知夢を通じて見たとされています。
この予言の特徴は、発生時期が明確に「2025年夏」とされている点にあります。
しかしながら、地震の震源地や具体的な地域、津波の規模や被害予測などについては曖昧なままであり、信頼性を検証することは非常に困難です。また、被害の程度についても「壊滅的」とされるのみで、根拠となるデータや地質学的な説明は含まれていません。
こうした予言は、一見すると非常に具体的に思えるかもしれませんが、実際には「地震が起こるかもしれない」という日本にとって恒常的な不安要素と重なっているにすぎません。
日本は地震多発国であり、気象庁や地震調査研究推進本部も南海トラフ地震などの可能性について日頃から警鐘を鳴らしています。ジュセリーノさんの予言がこれら科学的な知見とは別の視点から語られている点を踏まえると、過度に恐れる必要はありません。
一方で、予言が正しいかどうかに関わらず、災害への備えをしておくこと自体には大きな意味があります。非常食の準備や避難経路の確認、家族との連絡手段の確保など、基本的な防災対策は今からでも始めることができます。
南海トラフ巨大地震の予言と真偽

キョンスピ:イメージ画像
南海トラフ巨大地震は、日本政府や地震学者が実際に発生の可能性を指摘している大規模地震の一つです。
そのため、ジュセリーノさんもこの地震を予言の中で繰り返し取り上げています。ただし、ここで重要なのは、彼の予言が政府や研究機関の警告とは異なるアプローチで語られている点にあります。
ジュセリーノは「2030年」と「2038年」にマグニチュード9.0クラスの地震が日本を襲うと予知したとされています。さらに、この地震は単体ではなく、火山の噴火と同時に発生し、富士山の噴火をも伴う可能性があると主張しています。
予言の内容としては衝撃的ですが、地震の発生場所、被害の規模、津波の高さなど、科学的に検証可能な詳細は示されていません。
一方、日本の気象庁や地震調査委員会は、南海トラフ地震の発生確率について30年以内に70~80%と明言しており、その備えを急ぐよう呼びかけています。
ここで混同してはいけないのは、ジュセリーノさんの予言はあくまで霊的・主観的なビジョンに基づくものであり、学術的根拠とは無関係という点です。
また、過去に彼が予言した地震の多くが、日付や規模を含めて実際には発生していないことを踏まえると、南海トラフについての予言も慎重に受け止める必要があります。
例えば、「2010年に東京でM7.7の地震が起きる」という予言が外れたように、地震予知の信頼性そのものが疑問視されています。
したがって、南海トラフ地震に備えるためには、ジュセリーノさんの予言に頼るのではなく、最新の地震研究やハザードマップ、行政の防災情報を活用することが現実的で効果的な対応策と言えるでしょう。恐怖に振り回されるのではなく、具体的な準備と冷静な行動が何よりも大切です。
ジュセリーノの予言一覧から見える傾向と検証ポイントのまとめ
- ジュセリーノは予知夢による予言を手紙で送付するとされている
- 予言の的中率は90%と紹介されるが、実際には疑問が多い
- アメリカ同時多発テロを予知していたとされるが証拠は不明
- 的中したとされる予言の多くは事後に公表されている
- 東京での大地震や消費税35%など外れた予言も多数存在する
- 予言の内容は地震・災害・事故など不安を煽るものが中心
- 予言リストには未来の大災害も多く含まれている
- 予言は日付や場所が曖昧で検証が困難なものが多い
- 富士山噴火やパンデミックなどの予知もあるが未確認
- 四川大地震や東日本大震災を予知したとされるが検証困難
- 日本のテレビ番組で一時的に大きく取り上げられた経緯がある
- 多くの予言は後付けの可能性があるとの批判がある
- 予言は公証役場に登録したとされるが公開されていない
- 日本政府や研究機関の警告とジュセリーノの主張は一致しない
- 予言に対する判断は個人の冷静な検証と姿勢が求められる
ジュセリーノさんの予言は、災害や事故など私たちの不安に直接関わるテーマが多く、注目を集めやすい内容です。
特に「2025年の大地震」や「南海トラフ地震」「富士山の噴火」などは、日本に住む多くの人にとって無視できない話題でしょう。しかし、これまでの予言の的中率や検証状況を見ていくと、信頼性には大きな疑問が残ります。
予言そのものを完全に否定する必要はありませんが、それを過度に信じて行動するのは慎重になるべきです。
日々発表される科学的な調査や行政の情報をもとに、現実的な備えをすることが何よりも大切です。情報に振り回されず、自分の目で確かめる意識を持つことが、予言に過度に惑わされないための第一歩ではないでしょうか。