NHK連続テレビ小説『ばけばけ』が初回放送から「気持ち悪い」と話題になっています。
もちろん否定的な意味だけでなく、「怖いのに面白い」「朝から衝撃」とポジティブに受け取る人も多いのが特徴。
ではなぜ『ばけばけ』が気持ち悪いと言われるのか、その理由を3つに分けて見ていきましょう。
理由①不思議な儀式シーンのインパクト
物語冒頭から、主人公トキの父・司之介が白装束をまとい、不思議な儀式を行う場面が登場しました。
まるで丑の刻参りのようで強烈な印象でしたが、皆さんはどう感じられましたか?
家族に見守られながら、異国からやってきた黒船を強く意識するセリフを発するなど、異様な雰囲気が漂います。
朝の時間帯の連続ドラマとしては異例のシーンに、視聴者からは「朝からドキッとした」「意表を突かれた」と驚きの声が多数寄せられました。
朝の時間帯に、ここまで独特な空気をまとった場面を描くのはかなり挑戦的ですよね。
ただ、当時の時代背景や不安感を象徴する演出として考えると、作品に深みを持たせる役割を果たしているのではないでしょうか。
理由② 蛇と蛙キャラのリアルに”気持ち悪い”違和感
ばけばけ。阿佐ヶ谷姉妹が蛇と蛙でナレーションを🐍🐸これは爬虫類&両生類好きにはたまらない(笑)。#朝ドラばけばけ #ばけばけ pic.twitter.com/Bnc2MgvSw9
— ふにふにかめゆき® (@funikame) September 28, 2025
SNSで大きく話題になったのが、蛇と蛙のキャラクター。
阿佐ヶ谷姉妹の柔らかい声に「癒やされる」「かわいい」という意見がある一方、「CGがリアルすぎてゾワッとする」「不気味なかわいさがクセになる」という声も相次ぎました。
一見すると子ども番組的なマスコットキャラですが、リアルな質感が「可愛い」と「気持ち悪い」の間を揺れ動かせています。
この矛盾した存在感こそ、物語の“怪談”の空気を視聴者に体感させる仕掛けではないでしょうか。
理由③ウサギをめぐる切ないエピソード
明治という時代設定を反映し、家庭で飼っていた動物を食料にせざるを得ない場面が登場しました。
ウサギのエピソードでは「狩られて旅立ち、食べられて心に残る存在になる」といったユニークな表現で描かれており、視聴者に強烈な印象を与えました。
「かわいそう」という感情と同時に、「当時の暮らしをリアルに映している」と評価する声もあります。
今の感覚ではペット的な存在を食卓に並べるのは抵抗が強いですが、当時は生き抜くための選択肢だったはずです。
制作側がそこをあえて描いたのは、現代人に「命と暮らし」の距離感を考えさせる意図があるように思えます。
まとめ|今後のエピソードにも注目
『ばけばけ』が「気持ち悪い」と言われる理由は、単なるグロテスクさではなく、 時代背景を反映したリアルさや独特の演出による“違和感” にありそうです。
怖い、残酷、気持ち悪い……それでも目を背けられないのは、この違和感が強い魅力を放っているから。今後も視聴者を揺さぶる仕掛けが続きそうです。
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